いわむらアーカイブ詳細

歴史探訪

『 大将陣 』

織田信長の長男信忠の軍勢が岩村城を包囲した際、岩村城を正面に見据えることができるこの場所に本陣をおいて総指揮を取ったことから“大将陣”と呼ばれるようになった。5ヶ月間の攻防戦の末に岩村城は開城したが、助命の条件を破ってここで、城主秋山信友・修理夫人(女城主)ら5人が逆磔(さかさはりつけ)にされ殺されたという。 この地で処刑された5人が眠る“大将塚”や、開城した加藤景廉の時代から廃城となった松平乘命(のりとし)の代までの城主を中心に岩村城の歴史を刻んだ“城址碑”などがある。