岐阜県恵那市指定文化財の岩村藩鉄砲鍛冶加納家では鉄砲鍛冶道具などの展示がされています。
鉄砲鍛冶の家
加納家は、初代包房(かねふさ)から5代睦久(ちかひさ)まで続いた鉄砲鍛冶の家。鍛冶は、初代から3代竹治まで行っていました。包房が、1831(天保2)年ごろから当時の6代岩村藩主松平乗保の命で鉄砲鍛冶を始めました。鉄砲だけでなくやりなども作っていたとされています。加納家には、包房が製造した火縄銃や火縄銃の木型、鉄砲玉、加納家に残されていた注文書などの古文書類を展示。4月1日から当協会が指定管理者として本格的に一般公開を開始しております。
平成9年に岩村町指定文化財に指定
加納家は平成9年に岩村町指定文化財に指定。平成23年には建物が市に寄付され、昨年度と本年度で調査や保存修理事業を行いました。
調査で発見された木札から明治5年にはまだ鍛冶屋(鉄砲の修理)を生業としていたことが判明。古文書によれば、明治15年には、主屋、土蔵、浴室、離れという現在の建物配置、規模になっていました。修理の方針を「明治中期から大正初め」として復元されました。
入館料 | 無料 |
住所 | 岐阜県恵那市岩村町851−1 |
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アクセス方法 | 駐車場はないため、岩村振興事務所に駐車し徒歩でご来館ください。 ※振興事務所から徒歩5分です |
駐車場 | なし |
電話番号 | 0573-43-3231 |
営業時間 | 土・日・祝日開館(年末年始は休館) 3月〜11月:10:00~16:00 12月〜2月:10:00〜15:00 |
定休日 | 平日(月~金曜日)年末年始は休館 |