日本三大山城
新人物往来社出版の「日本城郭体系」の中に記述があり、「美濃岩村城」「備中松山城(岡山県高梁市)」「大和高取城(奈良県高取町)」を指す。岩村城は日本一標高が高いところにある山城。松山城は天守閣が現存する唯一の山城。高取城は日本一比高(山頂と麓の高低差)の高い城と、それぞれが日本一の特徴を持っている。 平成11年2月には3市町の関係者が一堂に会し、第1回日本三大山城サミットを開催。その後も定期的に開催されている。
日本百名城
日本城郭協会が平成19年に財団法人設立40周年を迎える記念事業として選定したもの。日本各地に残る貴重な史跡であり、文化遺産である城郭の中から、全国の城郭ファンから推薦を受けた推薦データ(平成17年8月~10月に実施して全国から218件の応募があった)をもとに、専門家による選定会議を行い、討議の上、リストアップされた478城の中から100名城に絞り込んだ。 平成18年8月20日には「日本百名城」選定記念として岩村町で「日本三大山城サミット」が開催された。東京大学名誉教授で日本城郭協会常務理事の新谷洋二さんを講師に招き、「日本の城とまちづくり」と題した講演会のほか、日本百名城認定証授与式・サミット宣言が行なわれた。